先日、小5理科の授業で、月に関する復習をしました。
その際、太陽暦と太陰歴の違い。太陰暦であれば、月令と日にちが一致する。ゆえに、昔は「15夜お月さん」と言ったら、必ず満月やし、1日は新月やねん。
ほかに、昔の数の数え方は、0からスタートするんとちゃうねん。1からやねん。だから、今やったら、生まれた瞬間が0歳やけど、昔は生まれた瞬間に1歳やねん。さらに正月が来たら、全員1つ歳をとるねん。だから、もし12/31に生まれたら、その瞬間に1歳、次の日の正月を迎えたら2歳やねん。(今やったら、実際は生まれてから2日しかたってへんから、当然0歳やねんけど・・・)ほやから、神社とか行ったら、生まれ年と年齢の一覧表があるけど、実際とあわへんやろ? 京都やったら、女子は「十三参り」に小学6年で行くねんけど、実際は12歳やん。12歳やのに「十三参り」ちゅう意味は、そういうことや!
などと話をすると、興味深く聞いていました。
さてこの話、子供たちにもっと早い段階で話をしていたら、どうなっていたでしょう。仮に4年生ぐらいではじめて月を学習したときに教えたとしたら、果たして興味深く聞いてくれるものでしょうか??
例えば、虚数の話があります。イデアでは、中学受験を終えて一貫校へ進学した中学生を相手に、数学のみ面倒を見ています。体系数学では2年生で(公立中学なら3年ですけど)平方根や2次方程式が出てきます。その時、虚数が出てくるのですが、中学生には、深入りして指導はしません。「2乗してマイナス1になる数字??」今までの数学のツールでは扱いきれませんし、一通り平方根や2次方程式を学習したあとで、一応頭ができた段階で、再度「実はな~」と説明してやると、複素数への導入にもつながり、子供たちの興味も深くなるというもの。
ほかにも、いろいろあるのですが、教科書的に指導した上で、「実はな~」と話をする方が、効果的な場面が多いことも事実です。
小学校で学習する逆算なんかもそうですね。マイナスを学習済みであれば、1次方程式から、左辺と右辺を移行してたら符号が逆になるだけで、機械的に計算が可能なのですが、小学生だと計算の過程においてマイナスを出すわけにはいきませんので、未知数(授業では□)の前の割り算引き算は、そのまま割り算引き算しろ・・・としか言えません。これが結構苦戦したりします。
指導時期っちゅうもんがありますので、嬉しそうに、小難しいことや簡単になるテクニックを下の学年で教えすぎてもあきませんので・・・大手進学塾の若い先生!・・・気をつけなはれや!(チャンカワイ風)